図面を印刷する大判プリンターにはメーカーや機種など種類がいくつかありますが、インクにも様々な種類があります。
大判プリンターを購入する前に、基礎的なことを知っておくと商品選びをする際にも役立ちますよ。
ここでは、大判プリンターのインクの種類についてご紹介します。
どんな種類のインクがある?
たかがインクと言っても、されどインクです。
プリンターにはなくてはならないものなので、当然どんなプリンターを選ぶかでインクの種類も変わります。
では、どんなものがあるのか見て行きましょう。
ラテックスインク
環境に優しいエコマーク認定を取得したインクで、職場にも適した無臭の水性インクです。
耐候性が高く、印刷と同時に皮膜が生産されます。
水性なのですが、中低溶剤インクとほぼ同ランクな上に短時間ですぐ乾くので出力後は即納品や二次加工することができます。
溶剤インク
有機溶剤で溶かしている染料で耐候性・耐水性・耐候性に優れているので、広告サインや横断幕、懸垂幕、室内クロスなどの屋外の看板や長く使用される印刷物に適しています。
水性インク
水溶性樹脂という染料を水で溶かしているものを使用しているインクです。
家庭やオフィスで使われるプリンターと同じでコストが低く済みます。
室内広告や製図、設計図など大量にプリントしたいときに適しています。
水性の中でも顔料インクを使用していれば、染料インクと比較して文字や色をくっきり鮮やかにプリントすることが出来ますし、印刷後はすぐに乾きます。
耐候性や耐水性、保存性に優れていますので線がにじみにくいという利点があり、建設現場などの屋外での使用にも最適です。
費用は?
やはりインクの費用もメーカーや機種により変わりますが、以下のようになっています。
- 純正で単色カートリッジの場合は200~300mlで約5,000円~10,000円
- 顔料の単色カートリッジの場合は200~300mlで約7,000~20,000円
まとめ
大判プリンターのインクの種類についてご紹介しました。
プリンターを選ぶ際は、どんな目的で使用するかでも変わってきますので内容をよく理解して購入しましょう。
3Dプリンターの活用方法について知りたい方はコチラ↓